インタビュー
Q:そもそも鍼灸に興味をもったきっかけは?
学生時代から33歳までアメリカンフットボールをやっていました。
現役時代はケガが多く、鍼・灸・マッサージにお世話になり、
引退後は痛みで苦しんでいる人のケアをするほうで、
残りの人生を勝負してみようと思ったのがきっかけです。
Q:どんな患者様がお越しになりますか?
訪問マッサージは歩行困難者に対しての保険を使った治療がメインなので、
脳梗塞や癌、骨折、筋麻痺、パーキンソン病、認知症、ALSなど、
ありとあらゆる病気で歩行困難な方を治療しています。
また、治療院では疲労回復をメインとしていますので、サラリーマンや主婦が多いです。
Q:開業までの準備期間と開業してみてご感想
卒業と同時に出張専門での開始届を保健所に出しました。
並行して開業して30年以上の鍼灸マッサージ院にて、
業務委託契約として自費治療や老人ホームでのマッサージを約4年ほど経験しました。
その後、自宅を事務所として訪問鍼灸マッサージを完全独立しました。
独立後はケアマネへの営業やチラシのポスティング等にて患者の獲得に奔走していました。
開業は、患者さんの集客(集患)が常に課題です。
お陰様でいまでは定期的に紹介をいただけるようになりました。
入学前~学生時代
Q:入学前は、どのようなお仕事をされてましたか。
A:10年間広告営業、その後5年間ほど接骨院関係の団体職員、レセコン営業をやっていました。
Q:学生生活はいかがでしたか?
A:入学当時、子どもが3歳でした。勉強はもちろんですが、生活費を稼がなければならない状況でした。
夜間部でしたので、授業終了後、夜10時から朝までサウナのリラクゼーションサロンで、
アルバイトをしていました。
実は一度卒業試験に落ちています。なので、卒業試験から国家試験までの間は、
家族に無理を言って仕事を休ませてもらい、1日10時間以上勉強していました。
おかげで7割以上の点数を取ることが出来、無事国家資格を取得しました。
Q:クラスメートはどんな皆さんでした?
A:老若男女さまざまで、作家や中医師、薬剤師、柔整師など様々な経験を持っている人たちがいて、
常に刺激をもらっていました。ただ、仕事しながらの授業なのでみんな疲れているのか、
授業中は質問も少なく、とても静かでした。笑
Q:東鍼で学んでよかったこと等
A:この世界では有名な先生がたくさんいらっしゃって、その先生に教えていただけること。
そして、実技の授業が多いのに、国家試験の合格率も高いところ。です。
Q:今後の夢や目標など
今までは訪問専門での開業でしたがこの度、治療院を開設しました。
訪問鍼灸マッサージを並行しながらこちらは若い人に任せて、
私は治療院で寿命を全うする前日まで働くことが目標です。
Q:入学検討中の皆さんへ
すごくやりがいのある仕事です。独立すれば自分のペースで働けます。
チャンスは目の前に転がっていますよ。
治療院紹介
治療院名:もりた訪問鍼灸マッサージ、はり・きゅう・マッサージ
フレッシュ
所在地:〒121-0831
足立区舎人2-18-25/〒123-0841足立区西新井5-7-3-106
連絡先:090-9857-0292/03-6413-0925
営業時間:9:00~20:00
休診日:日曜、夏季、年末年始
アクセス:日暮里舎人ライナー西新井大師西駅徒歩5分