インタビュー
都内南青山に「真暖・鍼灸治療院」を開業された物部真弓先生をご紹介します。
卒業後、港区南青山に鍼灸治療院を開業!ご自身の体調不調から、漢方・ヨガをきっかけに東洋医学の世界へ。その後、鍼灸治療で人生を決定づける鍼灸師との出会いがあり、本校進学~開業されました。普通の生活を送りたい方、ご自身の不調の原因を知り、セルフケアを行いたい方等、物部先生がわかりやすく説明いただけるので、お勧めの治療院です。
卒業後~現在
Q:どんな患者様がお越しになりますか?
A:年齢は幅広く、中学生から90代の方までお越しいただいており、ほぼ100%患者様のご紹介で来られます。
ベッド1つの小さな治療院なので、女性相手を想定していましたが、ご家族やご親戚の方が揃ってお見えになることも多く、男性の方も4割ほどいらっしゃいます。鍼灸治療が初めてという方が半数くらいでしょうか。
Q:開業までの準備期間と開業してみてご感想
A:数名の患者様からスタートしたのでどうなることかと不安もありましたが、おひとりずつ丁寧に向き合うことが次の患者様のご紹介につながり、開業半年で2ヶ月先の予約まで埋まるようになりました。大変なこともありますが、それ以上に楽しいことが多く、開業して良かったなと日々心から思っています。
入学前~学生生活
Q:鍼灸との出会い
A:幼い頃から重度の体調不良に悩まされていましたが、入院先の病院で偶然、東洋医学と出会い人生が変わりました。「鍼灸」による治療と「ヨガ」「食」「漢方」を学ぶことで自分を取り囲む「息・食・動・想」を改善させて約30年、気づけば憧れの「普通」の生活を送ることが出来るようになりました。
Q:学生生活はいかがでしたか?クラスメートはどんな皆さんでした?東鍼で学んでよかったこと等も教えてください。
A:東鍼校は学生の年齢が幅広く、様々なバックグラウンドを持った方が多くいます。お互いに切磋琢磨しながら授業を受けることができ、色々な面で勉強になりました。
また将来的に開業を考えていましたので、授業で学んだことを未来の患者様に分かりやすく説明できるよう、自分の言葉で理解することを心がけていたことが、とても役に立っています。
今後の目標
Q:今後の夢や目標など
A:鍼灸師は患者様の治る力を引き出す、お手伝いをする仕事だと思っています。自分の身体を人に任せるのではなく、不調を治すのは自分自身だという意識を持ってもらうため、予防医学として優れた東洋医学をもっと世の中に広めていきたいと考えています。治療の傍ら、そのような普及活動にも力を入れていきたいです。
入学検討中の皆様へメッセージ
Q:入学検討中の方へメッセージお願いします。
A:国家試験に受からないと鍼灸師にはなれませんが、試験対策に特化した授業ばかりでは3年間がもったいないです。東鍼校は伝統もさることながら、国家試験の勉強はもとより実技の授業が素晴らしく、開業するのに十分なスキルを身につけさせてくれる学校です。個性豊かな先生方との出会いは宝物になると思います。