鍼灸科夜間部卒業生　鈴木  結先生にご来校いただき、近況をインタビュー！
鈴木先生は看護師・助産師からの転身なのです！！今回は、現在や学生時代などいろいろ聞いてみました。
将来の目標は、沖縄で妊婦の方のケアを中心に取り組んでみたい！
目標に向かって、つくば市の鍼灸院で日々研鑽されているとのこと。
⇒2023年10月、沖縄での治療院開業準備中
夢や目標に対しても表情豊かに語っていただきました！医療有資格者の方は、特に必見です！！

Ｑ：どんな患者様がお越しになりますか？

A：肩こり、腰痛はもちろん、妊婦さんもいらっしゃいます。院長は逆子の治療で多数の症例をお持ちですので、そういった症状の方もお越しになります。また、つくば市は研究都市ですので、外国人の方もいらっしゃいますね。口コミや外国人の方はホームページ(英語ページがあります）をご覧になってお越しになるようです。

Ｑ：既に患者さんを治療されているのでしょうか。

A：基本は院長先生が診察・診断・治療を行います。私は問診やお灸を中心に行っています。ハリはまだこれから・・というところです。日々研鑽中です(笑）

Ｑ：鍼灸に興味をもったきっかけは？
A：沖縄の文系大学卒業後、カラダや女性の健康に興味をもち、まず看護大学に編入しました。進学の際にも鍼灸学校と迷ったんですよ！！看護の方が試験日が早かったこともあり(笑）、そのまま進学しました。ただ、東洋医学への興味・関心は変わらず！だったので、学生時代にも本を読んだりしていました。卒業後、助産師として勤務した病院で、(偶然）鍼灸外来があったこともあり、興味は続いていました。

また、入学前に、沖縄や地元の東京で鍼灸を受けていたのですが、その先生方が東鍼卒業生の方だったので、ご縁があったかも・・・ですね。

Ｑ：学生生活はいかがでしたか？クラスメートはどんな皆さんでした？東鍼で学んでよかったこと等も教えてください。

A：ずっと病院勤務だったので、入学後さまざまな経歴の方がいて大変新鮮でした。クラスメートには、美大卒業生や段ボールアーティスト、WEBデザイナー俳優/ダンサー、海外を渡り歩いていた方（笑）など多彩な顔ぶれで、個性豊かな方々が多く楽しかった。コロナ禍前は授業後、食事や飲みに行ったりしていました。今でも仲良くて、来春に薬膳と鍼灸の体験イベントをクラスメート3人で行う予定です。

Ｑ：勉強、国家試験、仕事との両立は大変でしたか？

Ａ：東洋医学の専門用語を覚えるのに一苦労でした、漢字も難しかったです。また、最初は西洋医学の考え方からアタマを切り替えるのが大変だった記憶があります。医療は知っていると甘くみていました(苦笑）1年の後半からはペースがつかめてきたので、再試のお世話にならずに済みました(笑）毎日ではないですが、日中看護師や治療院の受付など、週3～4日アルバイトして、夜は学校に通う生活でした。学生時代は婦人科系の手術を経験したり、喘息を発症したりと体調をコントロールしながらの生活でした。手術後の回復時も、喘息になった時も学校に来るのも一苦労でしたが、先生方は弱っている人見ると腕が鳴るのか（笑）、授業の中で治療をしてくれたり養生のアドバイスをしてくれて大変勉強になりました。

「臨床実習」は学んだことの集大成だったので楽しかったし、クラスメートの成長も見れて刺激を受けました。
また、3年生の時はずーっとコロナ禍だったので、リモート授業も始まったり、毎日の感染対策でストレスと「これからどうなるのだろう」という難しい1年間だったのです。カラダというよりメンタルが大変でしたが、国家試験対策含めてクラスメート同士で支え合いました。あのクラスで本当に良かったと思います。

そんな中でも、実技授業や課外活動(途中で休止になりましたが）で、臨床家の先生方に学べたことは今も財産になっています。

国家試験は助産師試験と同じ会場だったので、緊張しないと思っていたのですが、前日は眠れませんでした・・・(笑)
試験後の答え合わせで、合格ラインに達していたのがわかり、そこでやっと緊張がとけたのを覚えています。

Ｑ：今後の目標

先々は沖縄での開業を目標としています。暖かいところがすきなんですよ。開業は、助産師の資格も活かして、妊婦や産後の方も安心して通っていただけそうな治療院を目指しています。

Ｑ：入学検討中の方へメッセージお願いします。

A：第一線の先生の治療を学べるのは東鍼校です(他校の卒業生や学校の話も聞いたけど)社会人の方は落ち着いて学べる環境なので、おススメです。きっと一生の付き合いになる、良いクラスメートに会えると思います。