土屋 めりさ

鍼灸科　昼間部3年

入学前の仕事：人間ドック　データ情報処理

娘にアトピー疾患があり、赤ちゃんの頃から、色々試しましたが、かゆみを減らすことがなかなか上手くいかず、
長期間にわたりステロイド薬を使い続け、その副作用が出るのではと、いつも不安でした。
鍼灸治療で身体の免疫力を底上げしたら、薬の量と副作用を減らせる可能性があることを知り、
長期投与による副作用に苦しむ人をサポートできる鍼灸について勉強しようと思いました。
娘は大きくなりましたが、現在鍼灸治療院へ通い、ステロイドをほぼ使わずなんとかやっています。

他校にはない、創立者柳谷素霊先生の
「古典に還れ」という教えが根付いているところです。
素霊先生のいらした昭和初期から、
医療、化学は当時の人々の考えの及ばないくらいの進化を遂げ続けていますが、ヒトの身体は大昔からそう変わっていないのではないでしょうか。むしろ自然に備わっていたはずの力を失いつつあり、元気がなくなってきています。人の生命力の根源についての学問、古典鍼灸を学ぶことが今の時代に必要だと考え、この学校を選びました。

１）先生方が、ユニークで素晴らしいです。優しく、ときに濃く、熱く、ときに僧侶のように、我々の前にいてくださいます。学ぶべきことが山のようにあり、わくわくします。

２）図書館が特に好きな場所です。勉強に疲れたり行き詰まったりしたときにいつも司書の先生方に相談すると、とてもよい本を紹介してくださいます。

また勉強頑張ろうと元気が出ます。古典についての文献が充実していて、研究されている先生も司書として常駐されているので興味を持ってどんどん質問するとよいかもしれませんね。

目の前の患者さんに寄り添い、治せる治療家であるよう努力します。

最近認知症患者への治療が気になっています。基本に常に立ち返りつつ学んでいきたいです。